そもそも「自由と平等」とは
2016年5月14日(土)
13:30〜17:00
17:30〜 交流会・ダイアログ
そもそも談義とは?
今こそ、本当の価値についての話をしよう。
若年層の人口が急速に減少し、経済活動が縮小していく「収縮する時代」に入った日本。
これからを生きる私たちにとって、幸せな未来を手に入れる鍵となるのは、貨幣や物質ではなく、
自然との関係や人間同士の関係に重きをおいた新しい価値観なのではないでしょうか。
そもそも談義は、この新しい価値観に沿ったこれからの社会の在り方、暮らし方を模索するために、
まずは今の時代を解明しようという企画です。
「近代は、人間が、幸せや自由を追求した結果、不幸せになった時代」という現状認識に立った上で、
その原因は何か、そもそも人間や社会、幸せとは何か、という本質を探求していきます。
今回のテーマは「自由と平等」
「自由な社会は、不平等を生み。平等な社会は、不自由を生む。」
人間は、社会契約の中で文明的共同体を築き、
「野蛮で無法だ」として束縛の無かった中に秩序を設けました。
その結果、不自由になりました。
かつて、自由主義者は、無法者と同義語であった時代がありました。
それほど昔の話ではありません。
80年ほど昔、おばあさんやひいおじいさんさんの時代のことです。
個人の尊厳として、個人の生命と財産を守る方向に進んだ近代から、
第二次世界大戦後、フロンティアスピリット(開拓精神)溢れる
自由主義国アメリカの圧倒的物質文明が世界に広がるにつれ、
個人の尊厳が、個人の自由の獲得になっていきました。
その結果、人類は、不平等な社会を作ってしまいました。
平等な社会で自由な精神を増幅させるためには、どのような価値が必要なのでしょうか?
そもそも「自由・平等」という概念はどうして生まれてきたのかを紐解きながら、
この問いへの解を求めていきたいと思います。
スピーカー
Speaker
熊野 英介 氏
Eisuke Kumano
当財団代表理事。アミタホールディングス株式会社代表取締役。一般社団法人ソーシャルビジネス・ネットワーク副代表理事。東北大学非常勤講師。
著書:『思考するカンパニー』(幻冬舎)、『自然産業の世紀』アミタ持続可能経済研究所共著(創森社)。イベント概要
日時
2016年5月14日(土)
13:30~17:00
17:30~交流会(参加自由)
参加費
1000円
場所
京都市上京区大門町253
交流会参加費
タイムテーブル
13:30-13:35 挨拶
13:35-14:15 スピーカーより「自由と平等」について
14:15-14:30 モデレーターより質問
14:30-15:00 スピーカーと参加者のダイアログ
15:00-15:45 グループダイアログ
15:45-16:00 休憩
16:00-16:30 スピーカーとグループのダイアログ
16:30-17:00 全体ダイアログ
<交流会>
17:00-17:30 食事・休憩
17:30-19:30 ダイアログ
お問い合わせ
ご質問などあればお気軽にご連絡ください
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